テレキャスター自作2(8) 完成

テレキャスター自作2

 

テレキャスター自作シーズン2終了

 

最終セットアップを行い弾ける状態にまでしました。

 

仕様は以下になります。

BODY :Mahogany 2P All Lacquer
NECK :Walnut All Lacquer
GRIP SHAPE :Standard U
NUT:Oil nut
SCALE :648mm
FRETBOARD :Maple
FRET :22F StewMac#0155
RADIUS :240R(9.5)
PICKUPS :Handwound Pickup(Front)Gotoh TL(Rear)
Control :1VOL 1TONE 4WAY SW
BRIDGE :Vintage TL Type&Compensated saddle
TUNER :Gotoh SD91
Weight:3.575kg

 

完成画像がコチラ↓

今回のテレキャスターは見ての通りメイプル指板です。ウォルナットネックの上に貼りメイプルという少し変わった仕様にしています。

POTノブは通常の金属製のノブではなくプラスチックのハットノブにしています。外観の変化を狙う目的もありますが他には金属製ノブで起こるタッチノイズをなくす役割も果たしています。

 

ブリッジのサドルはMontreuxの「Compensated Brass Tele saddle」を使用。このサドルはオクターブ補正がされているのでテレキャスター特有のピッチのズレ緩和に有効です。

 

ボディバック↓

 

全体の画像↓

 

指板は艶消し塗装をしています↓

 

指板同様にネック裏も艶消しにしているのでグリップ部はサラサラしており運指が容易となっています↓

 

ヘッドトップのみチープにならない様に艶有り仕上げにしています↓

 

今回のテレキャスターの重量は3.575kgでした。

前回製作したテレキャスターが3.255kgでしたので持ち比べた場合たかが300gの差ながら今回製作したテレキャスターの方が結構ずっしりと感じます。

前回がアルダーボディに対して今回はマホガニーなので当然と言えば当然ですがマホガニーボディにしては悪くない重量だと思います。(本音を言えば3.5kg以下だったら良かったんですけどね)

一般的な重量基準は下記を参考に↓

ギターの重量 軽い?重い?の目安 あなたも計測してみよう
一般的には軽い方が生鳴りが良かったり体への負担が少ない事がある為好まれる傾向にあると思います。他にはSGやファイヤーバードなどのボディが薄いタイプを愛用している人でヘッド落ちが嫌な人は重めの物を選ぶといいかもしれません。他にも様々なモデルがありますがエレキギターであればおおむね「3.5kg」あたりを基準に僕は重量の判断をしています。当時は楽器通販サイト「デジマート」や「j-guitar」を覗いても各ギターの重量はあまり表記がされていませんでした。現在ではどうか?重量をしっかりと計測し販売ページに記載している楽器店が記事を書いた当時より増えてきています。

 

シーズン2のテレキャスターは生鳴りの音はシーズン1よりも大きめでジャリジャリとしています。

アンプに繋いだサウンドはリアの「Gotoh TL Classic P.U」が比較的太めなサウンドで扱いやすいです。

手巻きのフロントストラトピックアップは通常のテレキャスターピックアップよりもヌケがよく積極的にフロントを使いたくなります。

4WAYスイッチのフロント+リアのシリーズ(ハム)サウンドも通常のテレキャスターピックアップのシリーズよりも高音域がでており扱いやすいと思います。パラレル(MIX)も透明感のあるクリアなサウンドです。

以上でテレキャスター自作シーズン2は終了です。

改めまして製作費用は下記を参考にして下さい↓

テレキャスター(シーズン2)の材料費&パーツ購入先リスト
シーズン2のテレキャスターは前回よりも約¥3,000程高くなっています。 理由としては前回とは一部異なるパーツを用意しており、ブリッジサドルにはオクターブ補正がされている「Compensated Brass Tele saddle」を、ジャックプレートには取り付けが簡単で耐久性のある「 Electrosocket Jack」を使用予定です。今回のギターも予定では4WAYレバースイッチで組んでいきます。

ばんば

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