テレキャスターシンライン自作(3)塗装

テレキャスターシンライン自作

 

「塗装プラン」導管の目止め→下地→着色→クリアーまで

 

まずはボディとネックのマスキング作業↓

 

次にボディバック(マホガニー)の目止め作業↓

トップ側は目止め塗料が付かない様に保護しておきます。塗料が染み込むと後で除去に苦労するので丁寧にマスキング。

トップとバックの境界部に使用するマスキングテープは下記記事を参考に↓

ギターの塗り分けでバインディングのラインを綺麗に出すならテープ選びは重要
ラインの見切りが良好なマスキングテープ。ラインを綺麗に出すにはもちろん塗装の技術が必要なのは当然です。ただどんなに塗装技術があってもマスキングするテープの性能や状態が悪いとどうにもならない事もあります。おすすめなのはニチバンのクリアーラインテープです

目止め時は色の仮着色(今回は赤)も同時に行っておきます(目止め塗料はウエス(布)で刷り込みます)。

※ボディは仮着色もするので目止め作業前に水引き作業をしています(濡れた布などでボディを軽く拭き、乾燥後に出るケバ立ちやざらつきを紙やすり(600番もしくは1000番位)で事前に取り除く作業)。

 

目止め作業後↓

トップ側のマスキングを剥がしトップ、バックの境界部に綺麗なラインが出ているか要確認。

もしこの時トップ板の境界部に染み込んでしまった箇所がある場合はラッカーシンナーもしくはアセトンを綿棒に染み込ませピンポイントでシミ抜きを試みても良いかと思います(シミ抜きが必要ない部分のマスキングは必須)。

 

ここから下地塗装↓

ウッドシーラー→サンディングシーラーの塗布(塗布後の画像)。

 

乾燥後はサンディングシーラー層の研磨↓

ボディとネックの塗装面を紙やすりで整えます。

 

研磨後↓

 

サンディングシーラー層の研磨が終わったらバック&サイドの本着色↓

トップ側は今回このまま(ナチュラルカラー)でいきたいのでマスキングしておきます。

バック&サイドに塗布したカラーはチェリーレッドです。

 

着色が完了したらマスキングを剥がし目止め時同様にボディサイド境界部のラインを確認します↓

この時ラインのちょっとしたバリなどは紙やすり(細かい番手)で慎重に調整。

 

次はストリングブッシュを挿入しマスキング↓

※ストリングブッシュの取付タイミングはこの限りではありませんので自分のやり易いタイミングを見つけ行って下さい。

※丸いマスキングテープはボール盤でくり抜いて作っています。

 

最後にボディ、ネックにクリヤーを塗布し塗装は終了です↓

以上、乾燥期間に入ります。

今回の作業動画はコチラ↓


ばんば

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