※製作方法に関してはシーズン1より少し省略して説明していきますので製作の参考にする場合はシーズン1の記事をご覧下さい。
シーズン1同様にパーツ取り付け穴などはこの段階ですべて開けてしまいます。
※塗装後だと正確なセンターラインが確認しづらかったり、穴あけ時にずれが生じやすかったりするのでこの段階での穴あけをおすすめします。また塗装後に行うと無駄な傷を付けてしまう恐れがある為そういった意味も含め先に穴あけをしておきましょう。
開ける穴はブリッジ穴、コントロールプレート穴、ピックガード穴、ストラップピン穴です。
画像はブリッジの位置決めをしているところです。位置が決まったら穴を開ける箇所に目打ちをしてボール盤で穴あけをしていきます。
全てのパーツ取り付け穴を開け終えパーツの仮組をしてみました↓
これにてボディの加工はひとまず終了になります。
ちなみにマホガニーボディのテレキャスターの重量は2.235kgでした。※パーツ取り外し後の重量
マホガニーでこの重量は軽量ではないですけど重くもないです。でも普通よりほんのちょっとだけ軽めですかね。
マホガニーボディの場合、個人的には2.1kg以下だったら優秀な重量だと思っています。
次はネックの製作をしていきます。今回もウォルナットを使用していきます。
ボディ同様に角材の状態からテンプレートを使用して外周の加工をした後にグリップの仮加工、ペグ穴の加工をしています※ここまでの詳しい作業内容はシーズン1の記事を参考にして下さい。
次にヘッドの落とし込み加工をします。加工はトリマーで行っていきます。
加工完了後です↓
深さは6mm前後に設定しています。
次はトラスロッド用の溝をトリマーで掘っていきます。
僕の場合基本的に「ヴィンテージ系トラスロッド」が好きなので専用のテンプレートを使用して「たわんだ溝」を掘っていきます。
溝加工後↓
次回はトラスロッドを仕込んでいきます。
ばんば