(6)P.U自作 ストラトピックアップを手巻きで作る(テレキャスターに搭載)

テレキャスター自作2ピックアップ自作

 

ストラト用のピックアップ(グレイボビン)を作っていきます

 

詳細な作り方は以前のテレキャスター用ピックアップの製作記事をご覧下さい↓

(8)テレキャスター用P.Uを手巻きで作る(ハンドワイヤリング)
まずはリアピックアップを巻いていきます。ピックアップボビンとワイヤー(ヘヴィフォームバー)はTONE KRAFTの物を使用します。ターン数は8300で巻き上げています。このターン数で直流抵抗値は6.7K前後です。※ターン数は同じでもワイヤーの太さや巻き付け時のテンションによって直流抵抗値は前後しますので参考程度にして下さい。フロントピックアップも同じ要領で巻いています。 使用しているワイヤーはTONE KRAFTのプレーンエナメルを使用しています。 ターン数は8000ぐらいで直流抵抗値は6.4k前後です。

 

特に60後半~70年代の物を再現しようとしているわけではありませんが今回使うボビンはグレイカラーを使用します。ピックアップワイヤーは42AWGのヘヴィフォームバーを巻いていきます。

ちなみにポールピースはフラット仕様となっています。

 

こちらが巻きあがった後の画像です↓

ターン数は「8000回」巻きました。参考までに直流抵抗値は6.1~6.2kとなっています。

 

ワイヤーが巻けたらボビンのハトメ部にクロスワイヤーの白、黒をハンダ付けしてポッティング(ロウ漬け)をしていきます。

ポッティングはパラフィンワックスとマイクロワックスをブレンドした物を真空容器に入れ、その容器を別の鍋で湯煎しながらロウを溶かしていきます。ロウが溶けたらピックアップを投入します。

ポッティングに使用している道具や材料は以前の下記記事を参考にしてみて下さい。

(8)テレキャスター用P.Uを手巻きで作る(ハンドワイヤリング)
まずはリアピックアップを巻いていきます。ピックアップボビンとワイヤー(ヘヴィフォームバー)はTONE KRAFTの物を使用します。ターン数は8300で巻き上げています。このターン数で直流抵抗値は6.7K前後です。※ターン数は同じでもワイヤーの太さや巻き付け時のテンションによって直流抵抗値は前後しますので参考程度にして下さい。フロントピックアップも同じ要領で巻いています。 使用しているワイヤーはTONE KRAFTのプレーンエナメルを使用しています。 ターン数は8000ぐらいで直流抵抗値は6.4k前後です。

 

ピックアップを投入後は容器に蓋をして真空状態でロウを染み込ませていきます。この時に大量の泡がでますので泡が完全にでなくなるか、あるいは泡の勢いが弱まったらポッティングは終了です。

※ポッティング具合でハウリングのしづらさやサウンドが変わってきます。今回は40分前後ポッティングをしました。

 

ポッティング後はピックアップを容器から取り出し着磁を行えば完成です↓

※着磁画像は撮っていませんので他のピックアップ自作記事を参考にして下さい。

 

番外編

 

今回製作したストラトピックアップはテレキャスターのフロントに搭載します。リア用のテレキャスターピックアップもハンドワイヤリングで製作したかったのですが、あいにくテレキャスター用のボビンやマグネットのストックがない為今回は市販品を購入しました。

 

購入したピックアップはGOTOH(ペグメーカーではない方)のテレキャスター用ピックアップ「TL-Classic」です。

直流抵抗値は仕様では6.84kです。

作る手間を考えればだいぶ安い価格です。※気に入らなければ後でリワインドします。

ばんば

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