レスポール自作(7)塗装 目止め着色~クリヤーまで

レスポール自作

 

まずはボディを拭いていきます

 

今回は木に直接塗料を染み込ませて着色していきます。この場合事前にボディとネックを軽く湿ったウエスで拭く作業を行います。これを「水引き」といいます。

水引きは直接木地に着色した時のケバ立ちを防止する為の作業です。着色した時にケバ立つと当然それを処理するのに紙やすりなどで削らないといけません。ですがケバ立ちと共に色も少し落ちてしまいます。

だから事前に水引きでケバ立ちを出してしまい先に処理するというわけです。

ケバ立ちがでたら紙やすりの600番もしくは1000番で処理します。※削りすぎ注意

 

水引きが終わったら各部のマスキングを行います↓

 

マスキングが終わったら着色に入ります↓

マホガニー部は導管の目止めと着色を同時に行います。

着色にはアニリンダイパウダーを使用。こちらは水もしくはアルコールに溶ける為水性のとの粉(目止め材)に混ぜて使用します。

こちらがとの粉とアニリンダイパウダーを混ぜた後です↓

 

上の混ぜた塗料をウエスで摺り込ませた後↓

※混ぜた塗料のカスが表面に残らないようにしっかりと拭き取ります。画像は乾燥した状態なので色が薄いですがシーラーを吹き付ける事で濃くなります。

 

次にボディトップ(メイプル)の着色です↓

こちらもアニリンダイパウダーを使用しますが導管の目止めはメイプルには必要ないので純粋にアニリンダイパウダーを水で溶かしただけの物をウエスで摺り込んでいきます。

 

着色後↓

※トップのバーストはサンディングシーラーの吹き付けが完了してから行います。

 

ここからはスプレーガンでの塗装↓

塗装に入る前に指板をきっちりとマスキングしておきます。

 

まずはウッドシーラーを吹き付け↓

シーラーを吹き付けた事で目止め着色したての状態よりも色に深みがでてきました。

 

次にサンディングシーラーの吹き付け↓

サンディングシーラーが重なった事でマホガニー部は一段と色が鮮やかになってきました↓

 

サンディングシーラー層が乾燥したら研磨をします↓

木地着色をしていますのでサンディング時に下地の色がでないように慎重に削っていきます。

紙やすりは320番と600番を使用します。

※サンディングシーラーを薄く仕上げている場合は600番のみが良いでしょう。

 

研磨後↓

全体的に艶がなく塗面の凹凸がなくなっていればOKです。

 

研磨が終わったらヘッドとボディトップの着色に入ります↓

着色しない部分は画像の用に適当な用紙とテープでマスキングしておきます。

 

着色後↓

バースト部のカラーは黄色、赤、黒のステインを混ぜて調合しています。

ヘッドトップは一般的なブラック↓

 

着色後はマスキングをすべて剥がします。ボディトップのバインディング部はバースト塗装の色が乗ってしまっているのでこれを剥がしていきます↓

 

剥がす時のやり方はいくつかあると思いますが今回はスクレイパーを画像の用に斜めに当ててバインディングに乗った余分な塗装をこそぎ取っていきます。この作業を「セルかき」と言います↓

※角度が垂直すぎるとスクレイパーが動かしづらく一定の幅での塗装除去が難しくなります。あと慣れてない方はバインディングの幅よりもほんの少しだけ狭めに除去するのが失敗しないコツです。

 

こちらがセルかき後↓

 

最後にトップコート(クリヤー)の吹き付け↓

下記画像は吹き付け後に室内での撮影。

これから乾燥期間に入ります。

ばんば

サウンドハウス 
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