レスポール用テンプレート(冶具)の製作

レスポール自作テンプレート(治具)の製作

 

先日の製図を元にテンプレートを作ります

 

前回記事はコチラ↓

レスポールの自作に向けて海外の製図を漁る。
ジャズマスターも先日無事に完成しましたので以前より言っていた「レスポール製作」に向けて少しずつ準備をしていきたいと思います。というわけで早速ジャズマスターを製作する時にも大いに役立った下記サイトから役立ちそうなレスポール関係の製図を何枚かプリントアウトしました。ここで重要なのは実寸のサイズでちゃんとプリントできているかをよくチェックする事です。ここでミリ単位でもズレがでてしまうと製作する際に支障がでてしまい最悪作業をやり直さないといけない事態になりかねません。

 

始めに変更点があります。

先日テンプレート製作には下記の製図を使用する予定と言いましたが変更致します。理由はボディの幅が狭いタイプの図面だったからです。

 

上記理由の為こちらの製図を使用します↓

製図の取得サイトは下記。

Gibson Les Paul Guitar Templates | Electric Herald
Complete plans and routing templates for all variations of the Gibson Les Paul (Custom, '59), plus Les Paul Junior. Perf....

こちらの製図は幅が334mmです。テンプレートの製作にはMDF板(5.5mm)を使用していきます。

 

いつも通りバンドソーで大まかに外周を切り、後は製図のラインに沿ってベルトディスクサンダーやヤスリで仕上げていきます↓

 

外周部分が整ったらトグルスイッチのザグリをフォスナービットで加工します。コントロールキャビティのザグリはフォスナービットで荒加工をした後にヤスリなどで製図のラインに沿って加工していきます。

 

中央の配線穴のザグリはトリマーで加工。

配線穴の幅は12.7mm、木材を直線冶具として使用し加工しています。

 

加工後↓

 

次にトグルスイッチ部の裏パネル用テンプレートを作ります↓

ボール盤にサークルカッターを取り付け55mmの円ができるように加工します。

※サークルカッターは結構暴れるので必ず材料をクランプで押さえるように。

 

完成後に先程出来たボディテンプレートに当てがってみました↓

問題無さそうです。

 

次にコントロールキャビティのパネルザグリ用テンプレートを作ります↓

こちらもボディの時と同様にフォスナービットで大まかに荒加工して仕上げはヤスリなどで製図のラインに合わせます。

 

完成後↓

こちらもボディに当てがってみたところ問題は無さそうです。

 

他にも各テンプレートを製作しましたが工程は同じなのでここからはまとめて完成後の画像です↓

こちらはヘッドテンプレート。

ネックジョイント部のテンプレート。

ネックグリップの確認用テンプレート1フレット用&11フレット用。

この他にも必要になってくるテンプレートは出てくると思いますがその都度コツコツ作っていきたいと思います。

ばんば

スポンサーリンク
スポンサーリンク