ジャズマスター自作(7)ボディ艶出し~組み込み

ジャズマスター自作

 

ボディの研磨

 

まずは水研ぎからです↓

このボディは薄い塗膜で仕上げているので紙やすりの2000番で軽く撫でるように研磨していきます。

 

水研ぎが終わった後はバフ掛けをして艶を出しました↓

 

次にネックポケット周りの処理をしました↓

マスキングテープを剥がし余計な塗装は綺麗に剥がしました。

 

次はノイズ対策としてザグリ部に導電塗料を塗ります↓

ジャズマスターは他のギターに比べザグリが広い為ノイズが音の信号に乗ってしまいやすい傾向にあります。(使用する配線材にもよりますが)

セミアコやフルアコもザグリ(空間)が広い中を配線がされているのでノイズが乗りやすいですがこれらの場合は大抵シールド線(銀色の網線)が使われている事ががほとんどなのである程度のノイズ対策がされていると言っていいと思います。

ではジャズマスターはどうかというとフェンダーUSAの場合はザグリに対してブラスの金属プレートが敷き詰められておりそれがノイズ対策に役立っています。フェンダージャパンやその他メーカーは下記画像のように導電塗料をザグリ内部に塗りノイズ対策をしている場合が多いです。

 

導電塗料を塗る時の注意点は下記記事を参考に↓

「ノイズ処理」 導電塗料を塗ってノイズを減らす
ギターをやってる方で「ノイズ」を嫌がる人は結構いるかと思います。その一方で「ノイズも音楽」という言葉がある事は僕も理解しているつもりです。今回は少しでもノイズを減らしたいという方におすすめの「導電塗料」を塗る方法についてご紹介致します。塗った後の導電処理を完璧にするには?導電塗料を塗った面に対して「アースラグ」という金属のパーツをねじ止めします。ねじ止めをしたらそのアースラグの端子に配線材をハンダ付けしギター側のアースへ接続します。

 

導電塗料を塗って乾燥した後はアースラグをザグリ内に取り付けポットの裏に配線します(弦アースもこの時に配線しています)↓

 

配線が終わった後はブリッジやトレモロ、エンドピンなどを取り付けました↓

 

次はネックを取り付けてナットの加工をします↓

加工前↓

加工後↓

後はじっくり基本的な調整をして完成となります。

次回でジャズマスターの自作は終了となります。

ばんば

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