テレキャスター自作(12) テレキャスター完成

テレキャスター自作1

 

テレキャスターが完成

 

前回の続きから最終的なセットアップを行い弾ける状態にまでなりました。

 

仕様は以下になります

BODY :Alder 2P All Lacquer
NECK :Walnut  All Lacquer
GRIP SHAPE :Standard U
NUT:Oil nut
SCALE :648mm
FRETBOARD :Rose Wood
FRET :22F StewMac#0155
RADIUS :240R(9.5)
PICKUPS :Handwound Pickup
Control :1VOL 1TONE 4WAY SW
BRIDGE :Vintage TL Type
TUNER :Gotoh SD91
Weight:3.255kg

 

完成画像がコチラ↓

 

ストリングブッシュ部分の加工や塗装もバッチリ決まってなによりです。個人的にこの部分の加工は結構気を遣って作業しています↓

ジャックプレートはオーソドックスな物を使用しています。

近年ではエレクトロソケットから販売されているジャックプレートが簡単に取り付けでき、なおかつ耐久性が高いので人気ですがここはあえてヴィンテージタイプを採用しました。

 

全体の画像 トップ&バック↓

 

指板は程よく濃く木目も悪くないと思います↓

 

ネック裏は艶消し塗装にしています↓

 

ネック裏とは逆にトップは艶有り仕上げにしています↓

 

ネックヒール部はこの形状と長さが好みです↓

 

重量は3.255㎏でした。

製作途中では3.25~3.35㎏ぐらいを予想していましたがほぼ予想通りの重量で完成しました。

「非常に軽い」わけではないですが一般的に「軽い」部類のテレキャスターだと思います。

重量の目安はこちらを参考に↓

ギターの重量 軽い?重い?の目安 あなたも計測してみよう
一般的には軽い方が生鳴りが良かったり体への負担が少ない事がある為好まれる傾向にあると思います。他にはSGやファイヤーバードなどのボディが薄いタイプを愛用している人でヘッド落ちが嫌な人は重めの物を選ぶといいかもしれません。他にも様々なモデルがありますがエレキギターであればおおむね「3.5kg」あたりを基準に僕は重量の判断をしています。当時は楽器通販サイト「デジマート」や「j-guitar」を覗いても各ギターの重量はあまり表記がされていませんでした。現在ではどうか?重量をしっかりと計測し販売ページに記載している楽器店が記事を書いた当時より増えてきています。

 

サウンド面は総じてスタンダードなテレキャスターに仕上がっている感じです。

手巻きのピックアップはハウリングやサウンドが少し心配でしたが特に気になるハウリングはなくサウンドのハイとローのバランスも取れていて良かったです。

以上でテレキャスター自作「シーズン1」は終了となります。

このギターの製作費用はコチラを参考に↓

テレキャスター(シーズン1)の材料費&パーツ購入先リスト
以前に既製品のボディ、ネック、ピックアップを使用したパーツリストを紹介しましたが今回のリストはボディ、ネック、ピックアップは自作の為価格をだいぶ安く抑えられてます。こちらのリストのピックガード、フレット、配線材、塗料などは使う分だけを費用として計上しています。(塗料はほとんど16Lもしくは4Lの価格に対して算出しています。)

次回からはマホガニーボディのテレキャスター自作を開始します(シーズン2)。

ばんば

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