本日はヴィンテージ・テナーギターのナット交換を頼まれましたので作業を行いました
ご覧のように弦は4本だけ張られたギターになります。
テナーギターのチューニングはテナーバンジョーやヴィオラと同じ「C-G-D-A」やギターの4弦からと全く同じチューニング「D-G-B-E」、オクターブ・マンドリン・チューニングと呼ばれる「G-D-A-E」が使用される事があるそうです。
交換する前がこんな感じです↓
いかにもレトロなデザインのヘッドロゴがとてもかっこいいです。ナットの素材はプラスチック製が付いていました。
ナットを取り外した後の画像です↓
少し接着底面の荒れや、指板の削れが目立ちますね。かなりの年代物なので当たり前ですけど。
接着底面を少し削りナットがしっかりと面接着できるよう修正しています↓
交換完了後の画像です↓
使用している素材は牛骨です。
以上で作業完了です。
ばんば