僕が使用しているフレットを抜く工具↓
こちらは3.peaks(スリーピークス 日本製)のトップカッターです。※トップカッターは3.peaksの商品名です。この工具自体は「エンドニッパー」というカテゴリーになります。
ちなみに普段からギター製作工具販売サイトのStewmac(USA)を覗いている方でしたらこのタイプのニッパーを見た事がある人もいるかと思います。
というのもStewmacで販売しているこのタイプのフレット抜き工具は3.peaks製です。商品サイトを見れば分かりますがニッパーに「3.peaks」「MADE IN JAPAN」という刻印が入っております。
Stewmacで販売している物↓
以上から特にStewmacカラー(赤)が欲しいという事でなければ普通に日本で3.peaksが販売している物を購入した方がかなり安上がりとなります。
ちなみに僕が愛用している3.peaksのニッパーのサイズは刃幅が5mmの物になります↓
Stewmacと同様のサイズが欲しい場合は刃幅が10mmの物を選ぶと良いでしょう↓
下記は僕が所持しているフレット抜き工具の全てです↓
左の2本は3.peaks製を購入してからは全く使用していません(一番左は専門学校支給品、中央はStewmacが昔から販売している物)。
使用していない2本はどちらも僕には刃幅が広すぎます。
フレット抜き作業というのは端から少しずつスライドさせながらフレットを浮かしていくのが綺麗に抜くコツなので刃幅が広い必要はありません。
逆に刃幅が広ければ広いほど指板のR(カーブ)に沿わせるのが難しくなります。僕が5mmを使用しているのはそういう理由からです。
各刃幅の比較は下記画像で確認して見て下さい。
こちらは実際にフレットを抜いた画像です↓
欲張らず少しずつスライドさせながら抜く事で溝の痛みも最小限に済ませられるようになります(ギターの個体にもよりますが)。
フレットを抜く動作の動画確認はこちら↓
ばんば