いいかげんスチュマックのフレットプレスを購入したという話

ギターの自作、調整のおすすめ工具

 

ボール盤でもフレットのプレスは出来るんだが….。

 

フレットの打ち込みはギターのタイプなどによって臨機応変に手(ハンマー)で打ち込んだり、あるいはプレスで打ち込みます。

ちなみにプレスでの打ち込みはフレット打ち専用の「先端工具のみ」でも販売されているのでそれさえあればボール盤のドリルチャックに装着しプレス機代わりとして打ち込み作業はできます(実際僕もこれまでそうしてきました)。

 

前々から「専用プレス機」はいつか買おうと思っていたもののボール盤で代用できるという事もあり先延ばしにしていましたが、年々スチュマック製品の値上がりが気になりつつあるので今回思い切って購入する事にしました。

 

届いた商品↓

 

※注文したのは「Arbor and Table Only」。先端工具は既に所持していた物を装着しています。

価格は約¥15,500でした(15%OFFクーポン使用&StewMAX会員)。

 

ボール盤使用時は先端工具をドリルチャックに固定しても横方向にクルクルと動いてしまうのが多少ストレスでしたがこちらの専用機では先端がクルクルと回らず一方向に固定できるのでノーストレスです。

あとハンドル部分の長さを好きな位置で固定できるのが良いです(自分に合った長さに調整する事でプレス時に力を込めるのが容易になります)。

 

本体に打ち込まれたスチュマックのエンブレムが地味に所有欲を掻き立てます。

 

付属品は下記画像のテーブルです↓

こちらは接着していない指板へ先にフレットを打つ人には活用しやすいのではないでしょうか。このテーブルにはポッチがありここに専用治具を固定する事ができます(詳細は本家サイトでご確認下さい)。

僕の場合フレットは指板接着後に打つ事がほとんどなので打ち込み時は下記画像のネック受けを多用すると思います。※「Arbor and Table Only」には下記ネック受け(Neck Support Caul)は付属しません。

 

最後に重量↓

約8.4kg。

フレット打ち作業の場所を変えるなんていう時もこの重量なら楽々に運べます。僕の場合これまで30㎏超のボール盤を使用してフレット打ちをしていたので場所を変えるなんて事は容易ではありませんでした。この点だけでも専用機を購入して良かったと思えます。

 

僕と同じようにこれまでボール盤でフレット打ちをしている方、専用プレス機購入は検討の価値非常にあると思います。ぜひ高くなり過ぎないうちに…..。

Fret Arbor Press - StewMac
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ばんば

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