まずはテンプレートの製作
スイッチ部のテンプレートは実際にボディのザグリ部を計測して大きさを決めます。加工はボール盤に取り付けたサークルカッターで行います。
サークルカッター以外でやる場合はコンパスなどで円を描きそれに合わせてヤスリなどで仕上げる事もできます。ただし綺麗な「正円」にするのはなかなか難しいので注意して下さい。
サークルカッターで円をくり抜いた後はビスのガイド穴を開けて完成です↓
完成した後はザグリに丁度よく収まっているかを確認しておきます。
次にコントロール部です。コントロール部はボディのザグリテンプレートを利用してサイズを決めます↓
ザグリテンプレートの内側をなぞる様に新しいテンプレート板に罫書いていきます。
罫書いたらバンドソーでカットします。外周はベルトディスクサンダーで仕上げます↓
外周が整ったらビスのガイド穴を開けて完成です↓
ここでも収まり具合を確認します。
テンプレートが完成したら裏パネル製作の本番です↓
素材は2mm厚の塩ビ板(艶あり黒)を使用します。(ホームセンターで購入)
まずは完成したテンプレートを両面テープで塩ビ板に貼り大まかにカットします↓
カット後はテーブルに取り付けたトリマーでトリミング加工↓
トリミング後はビスのガイド穴を利用して塩ビ板側に穴を開けます↓
最後にパネル表側のビス穴を皿切リビットで加工します↓
完成↓
隙間が少なくてなおかつ取り外す時に引っ掛かりがなければ上出来かと思います。
ばんば