まずは以前の記事で製作したジャズマスター用のテンプレート(型)を使用してボディの外周を加工していきます。使用するボディ材は先日のアルダーです↓

バンドソーである程度の形にカットしました↓

ベルトディスクサンダーを使用してできる限りテンプレートの形ギリギリまで削っておきます。(カッタウェイ部などは鉋や小刀を使用)

次にテーブルに取り付けたルーターでテンプレート通りにトリミングしていきます↓

外周のトリミング後はザグリ加工を行います↓
いつも通りザグリ部はあらかじめフォスナービットを取り付けたボール盤で荒加工しています。
外周加工とザグリ加工完了↓

次はネックポケットの加工↓
ネックポケット用のテンプレートとトリマーを使用して加工していきます。
深さは今回14.5mmに設定。

加工完了後↓

同じくトリマーで外周のR加工を行います↓
ビットはボーズ面9.5mmを使用します。

加工後↓

次にジョイント穴を開けていきます↓
4.5mmのドリルを使用。

完了↓

次はバックカット(コンター)の加工↓
バックカットは前回のストラトの自作と同様にノコギリである程度切込みを入れ、その後に叩きノミと南京鉋で荒加工していきます↓

荒加工後は鉄やすりや紙やすりを使用して加工面を綺麗に整えます↓

次はエルボーカットの加工です↓
豆平鉋を使用して削っていき、仕上げは紙やすりなどを使用します。

仕上がり後↓

全体のコンター部はこんな感じです↓

次にブリッジ用のスタッド穴をボール盤で開けます↓
今回の場合は9mmのドリルを使用し、深さは20.5mm開けています。

穴あけ完了後↓

他の各穴も開けていきます↓
まずはフローティングトレモロの取り付け穴を開けます↓
※センターがずれないように

弦アースの配線穴も開けておきます↓

トレモロを取り付けて確認↓

続いてピックガードの取り付け穴を開けていきます↓
※こちらもセンターがずれないよう注意します。スケールで確認しながら位置決めをすると良いです。

完了↓(ストラップピンも穴開けをし取り付けています)

これでボディの加工はひとまず終了です。(木地調整はネック完成後に行います)
ばんば



