乾燥によるアコギの板割れ対策 サウンドホールにHumidifierを

ギター関係の雑談

 

冬の乾燥しすぎはアコギにとってダメージ

 

まずはじめに普段アコギをケースに入れ適切な処置(湿度調節剤などをケースに入れるなど)をしている方はそのままの方法を継続していくのがベストかと思います。

今回行っている冬の乾燥対策は常に外(部屋内)に出しているアコギの場合においての僕の対策。

 

アコギの乾燥対策に関してはあまり「積極的」にやっていないという方もいるかと思います。僕もどちらかと言えば積極的な方ではありません。※ここで言う積極的とは例えば加湿器や湿度計などを設置して湿度管理を徹底した部屋でのアコギ保管など。

 

そんな乾燥に対して積極的ではない僕でも一種の「保険」として下記の様な最低限の対策は行っています。

ご覧の様に3弦と4弦の間に何か挟まっているのが分かるかと思います。

アップにするとこんな感じです↓

商品はPLANET WAVESの「GUITAR HUMIDIFIER」という物になります。※現在はダダリオ名義で同等品が販売されています。

サウンドハウスの価格はコチラ 

 

弦の間に挟む前はこんな感じです↓

内部にはスポンジを収納するスペースがありこのスポンジを水で少し湿らせてから本体をアコギに設置する事でアコギ内部の湿度を上げ乾燥による板割れを防ぐ仕組みになっています。

※スポンジは水が滴り落ちない程度に絞ってから入れます。逆に絞りすぎだと湿度を上げる効果が落ちてしまうかと思います。

 

上記のスポンジは定期的にチェックし水分を含ませます。僕の環境下だと3日前後で様子を見ています(環境によっては2日おきにチェックしてみても良いかと)。

対策自体は加湿器などを用意し運用していく事と比べれば比較的ハードルが低いので「やらないよりかはやった方がいい」と個人的に思います。特に製作されてから初めての冬を迎えるギターなどは乾燥による木材の変化が読めないので尚更に保険として使いたいところです。

なにも製作されたばかりのギターだけではなく他にも「湿度管理がしっかりとされた楽器店」などでアコギを購入してきた場合も注意が必要。自宅との湿度管理の「差(ギャップ)」が大きすぎるとアコギにとっては負担になる場合があります(環境が急に変わる事でアコギが驚きます)。なのでその場合も対策をしておいた方が無難かと思います(冒頭で話したケース保管でも良い)。

対策をやらず板が割れてしまっては正直笑えません。

ばんば

スポンサーリンク
スポンサーリンク