本日より000タイプのアコギを自作していきます
まず手始めにブックマッチされたバック板(マホガニー)を任意の厚みに揃えて接着していきます。
厚み関係はいつもアイモクさんで木材注文時に加工してもらっていますが今回はお願いするのを忘れてしまいました。なのでプレーナー(自動カンナ)で荒加工後、鉋や紙やすりで整えていきます。
厚みは大体ですが3mmぐらいになるように加工します。
ちなみに僕が使用しているプレーナーは5mmまでにしか薄くする事ができません。ただしバック板の下に平らなMDF板を敷いて厚みを稼げばさらに薄くする事ができます。
厚みが希望の数値になったら各板同士の接着面を整えます↓
この部分の密着性がイマイチだと強度面はもちろん見た目が悪いのでピッタリ合うように加工していきます。
僕の場合はフレットすり合わせで使用している金属棒に紙やすりを貼り接着面を擦っています↓
この方法をやる場合はバック板を平らな机もしくは板に乗せて接着面の直角が崩れないように注意しながら直線を出していきます。
加工後に2枚の板を合わせたところです↓
隙間がほぼなく仕上がっていればOKです。
大抵のバック板のセンターには装飾が施されています。
今回はシンプルにローズの薄板(0.5mm)を中央に挟んで接着します。
バック板接着↓
横の締め付けには「ハタガネ」を使用。それに加え上部をMDF板で押さえています。上部の押さえは横からの締め付けでバック板が反ったり接着がズレるのを防止する為です
本日はここまで。
おそらく今までのエレキギター自作シリーズよりも少し製作スピードが遅かったりするかもしれませんが暖かい目でご覧頂けたら幸いです。
ばんば