下記画像は材料の一部になります。
画像から分かるかと思いますがライニングやブリッジは大和マークが販売している加工済みの物を注文しています。ペグはグローバーのV97-18N(18:1)を用意しました。
サイド板はアイモクに「曲げ加工あり」で注文しています。事前に曲げてあるとはいえある程度の手直しが必要です。届いてからすぐにベンディングアイロンで手直しをして自作の型枠の中で固定しています。
ちなみにですが僕は専門学校ではアコギ製作コースに通っていました(2年次)。それならば容易に作れるのではないか?と思われがちなのですが残念ながらそんな事はありません。自宅でエレキギターを作るようになった数年前に一度アコギの製作にチャレンジした事があります。結果としては作業の序盤で自信がなくなり諦めてしまいました。
下記トップ板はその時に加工した物です↓
今回の自作ではこちらを使用していきたいと思います。上記のサイド板の型枠なども以前に作っていた物です。
トップ板のパーフリングは白、黒、赤の染木(大和マークで購入)で構成しています。リングはシンプルに1つのみとしています。↓
既に加工済みなので加工方法などの画像はありませんが簡単に説明しますと「サークルカット冶具」を手持ちのトリマーに合うサイズで製作し、それを用いて中央のサウンドホールとパーフリングの溝の加工をしています。
もしドレメルで加工するのならメーカー純正でサークルカット冶具が販売されているのでそちらを使ってみても良いと思います↓
ラウンドバック構造の製作に必要な「ラディアスディッシュ」も以前に自作していますのでこちらを使っていきます↓
画像の物は半径4m50cm(15feet)のラディアスディッシュです。
真っ直ぐな定規を当てると分かりますがこちらのラディアスディッシュは円上に均一な窪み(R)がついています。
バック板にブレーシングを接着する際にこのラディアスディッシュを使用する事で均一なラウンドバック構造にできるというわけです。詳しい使い方は製作時までお待ち下さい。
近日中に製作を開始したいと思います。
ばんば