アコギ(000)自作(14) 完成

アコギ(000)自作

 

時間が掛かりましたがようやく完成

 

終盤でいくつか塗装の失敗はありましたがようやくアコギ(000)自作の完了を迎える事ができました。

 

仕様は以下になります。

・トップ板:シトカスプルース
・サイド/バック:マホガニー
・ネック:マホガニー
・指板&ブリッジ:エボニー
・ナット幅:約44.5mm
・ペグ:Grover V97-18N
・重量:1.925kg

 

完成画像がコチラ↓

全体画像

 

製作途中の指板は縞模様や色の薄さが目立っていましたがオイル塗布後は良い感じに黒くなりました。

ブリッジはオイル塗布後も縞模様が多少目立ちます。

 

ペグはグローバーのV97-18N(18:1オープギア)を使用していますがこのペグは結構良いです。もちろんロトマチックペグのような滑らかさだったりチューニング時の安定感は劣るものの従来のオープンギアペグと比べたら大分マシです。

 

ネックは今回艶ありにしましたがここは艶消しでも良かったかなと思いました。というのも普段使っているマーチンのギターが艶消しなので艶ありネックの感触にちょっと戸惑っています(まぁそのうち慣れるでしょう)。

 

完成したのでピックガード表面のフィルムは剥がしました。安いピックガードに見られる嘘っぽいべっ甲柄ではないので大変気に入りました。

 

重量は1.925kgでした。

000としたら特に重くもないし軽くもない、普通です。ドレッドノート系だったら軽い部類の数値です。

重量基準は下記を参考に↓

アコギの重量を表記していない楽器店は多い?軽い~重いの目安
僕が思うベストな重量は「2kg以下」です。と言ってもボディサイズや使用している木材の違いにより重量は変わってきます。例えば定番のMartinドレッドノートスタイルの「D-28」、「D-18」やGibsonの「J45」等なら「2kg以下」も見つけられる可能性はあると思います。軽い 1.8kg以下 軽め 1.9~2.0kg 重め 2.4kg以上。比較的重いモデル「D-45」や「J-180」等の場合は表記した重量に対して+100~200g位を足してお考え頂けると丁度良いのかなと個人的には思っています。

 

製作費用は以前公開したリストとほぼほぼ変わりありません。とはいえ実際には塗装の一部やり直しがあるのでプラス¥1000位はあるかと思います。

 

音はどうか?

好きな音です。

音の傾向をしいて言うならばちゃんとした箱鳴り感がありつつ芯がハッキリしている、そんな音です。000サイズという事もあるのでボディ鳴りとクリアさのバランスが良いように思います。

自分の作ったアコギに対して一切のひいき目のない感情で言えばヘッドウェイの15万前後位の物やバードランドが展開しているアコギブランドTearsの音に似ている気がします。この時点でマーチン系の音ではない事は良くも悪くもハッキリしてますが。

以上でアコギ(000)自作は終了となります。

:追記 ハンディーレコーダーを購入したので自作したアコギの音を録ってみました詳細は下記記事で↓

Tascam DR-07Xを購入 アコギの音を録音してみました(動画)
上記製品と同時に発売された同社のハンディーレコーダー「DR-5X」と「DR-40X」も選択肢にありましたが最終的には価格と性能のバランスのよいDR-07Xに落ち着きました。DR-07Xを使用する前までは一眼レフカメラ内臓のマイクやカメラ向けの外付けガンマイク(安物)を使用していたのですが音にクリアさがない事とホワイトノイズの多さに困っていました。DR-07Xで録った音はそれらと比べ音質&ノイズに関しては向上したと感じられたので個人的には満足な結果となりました。

ばんば

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