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(6)ムスタング用ピックアップを手巻きで作る

ムスタング自作ピックアップ自作

 

ムスタング用ピックアップ(ヘヴィフォームバー仕様)

 

いつものTone Kraftからムスタング用のピックアップパーツを取り寄せました↓

 

まずは42AWGのヘヴィフォームバーワイヤーをワインダーでピックアップボビンに巻きつけていきます↓

 

巻き終わり後↓

フロントの巻き数は8000回、リアは8200回にしました。

Fenderのヴィンテージだと7500回~7600回前後で巻かれているみたいですが特にヴィンテージサウンドにこだわりはないので少し多めに巻いています。

※各ピックアップ同士は巻き方向が逆になるように巻いています。(ムスタングは逆磁極&逆巻き仕様の為)

 

巻き終わったら各ピックアップに配線材をハンダ付けし、真空容器の中で溶かしたロウに漬けます(ポッティング)↓

ポッティングに使用している道具や材料は以前の下記記事を参考にしてみて下さい。

(8)テレキャスター用P.Uを手巻きで作る(ハンドワイヤリング)
まずはリアピックアップを巻いていきます。ピックアップボビンとワイヤー(ヘヴィフォームバー)はTONE KRAFTの物を使用します。ターン数は8300で巻き上げています。このターン数で直流抵抗値は6.7K前後です。※ターン数は同じでもワイヤーの太さや巻き付け時のテンションによって直流抵抗値は前後しますので参考程度にして下さい。フロントピックアップも同じ要領で巻いています。 使用しているワイヤーはTONE KRAFTのプレーンエナメルを使用しています。 ターン数は8000ぐらいで直流抵抗値は6.4k前後です。

ピックアップを入れたら真空容器の蓋をして空気を抜き真空状態でロウを染み込ませていきます↓

今回は50分ほど漬けました。

 

ポッティングが終わったら着磁をします↓

リアがS極を上、フロントは逆にN極が上になるよう着磁します。(逆磁極でミックス時ハムキャンセリングを狙う為)

※フロントをS極が上にしても問題なし、その場合リアはN極を上にすれば同じく逆磁極でミックス時ハムキャンセリング仕様になります。

リア↓

フロント↓

 

完成↓

リアの抵抗値は6.3k前後、フロントは6.1k前後となっています。

ばんば

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