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ストラトキャスター自作(7)フレットすり合わせとパーツ配線など

ストラトキャスター自作

 

フレットすり合わせから

 

※詳しいすり合わせ方法は下記を参考にして下さい↓

テレキャスター自作(9)フレットのすり合わせ
ネックをできる限りストレートにしたら紙やすりを当て板に付けてフレットを削っていきます。ポイントは1弦から6弦までの弦の通り道をイメージしながら最終フレットから1フレットまでを直線に削っていきます。使用する紙やすりはフレットにガタツキや直線の崩れがあまりなければ320番程度でいいと思います。がたつきがひどい場合はもう少し粗目の紙やすりを使用します。フレットを削った後に直線を確認する場合はライトなどを近くに用意して各フレットとの隙間や直線を見るとやり易いです。

 

すり合わせ前の準備としてまず指板をマスキングテープで保護しておきます↓

保護が完了したら紙やすりを巻いたすり合わせ棒でフレットを削っていきます。紙やすりはまずは320番位を使用します。

 

弦の通り道に沿って直線がでているかを確認しながら削っていきます↓

 

直線が確認出来た後はフレットサイドのエッジを鉄やすりで丸めていきます。その後にフレットの上部を紙やすりの600番→1000番→1500番→の順に磨いていき最後にスチールウールを使用します。

 

スチールウールまで磨いた後はミニルーターとピカール(研磨剤)を使用してピカピカに仕上げていきます↓

 

仕上げの磨きが終わった後はマスキングテープを剥がします。その後に汚れ落としと保湿を兼ねて指板をオイルで拭いて終了です↓

 

次は電気系統の配線をピックガード内である程度済ませておきます(ジャック、弦アース配線以外)。

とその前にストラトでよく見るピックガード裏に貼られているシールドを下記のアルミ板(0.3mm)を加工して作っていきます↓

通常この部分はアルミの薄いテープを貼っている物がほとんどですがそれだと個人的には安っぽく感じるのでちゃんとしたシールドプレートを作っていきます。

 

加工にはトリマーと下記のテンプレートを使用します↓

 

完成したプレートがこちら↓

POTやビスの穴はピックガードをガイドにして加工しています。

プレートはアルミテープよりも厚みがあるので各パーツ同士の導電性が安定します。

 

プレートが完成したら各パーツをピックガードに取り付けて配線↓

パーツはPOTがCTS、スイッチがOAK製、コンデンサーがオレンジドロップを使用しています。ピックアップは前回ハンドワイヤリングした物です。

今回はここまで

ばんば

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