今回も前回に引き続きヤフオクでギターを買う際のお話になります。
前回も出品物の説明にはよく注意した方がいいと書きましたが今回はもう少し掘り下げていきたいと思います。
前回を見て頂いていない方は↑をご覧下さいませ。
普通の電化製品とか日常品でもちょっとおおげさというか、性能について疑わしい商品説明の物はたまにありますよね?
特にインターネットオークションにはジャンルは問わず個人的に多いように思います。
例えば前回でもご紹介した上の画像の「モーリス W-35」を例としてタイトルや説明分を仮に考えてみました。
タイトル「モーリスW-35 超激鳴り マーチン越え ジャパンヴィンテージ!」
価格 \49,800~
説明分
こんな感じですかね。
注意すべきところがいくつかありますよね↓
・価格がヤフオクや楽器店の相場よりはるかに高い(特別希少性があるものでもないのに)
・ジャパンヴィンテージ=極上のギターとは限らない、有名ブランドの上位機種で作りの悪い物、音が良くない物も結構あります。
・激鳴り表記に注意!鳴りに関しては一定の基準があるものの出品者の主観でどうとでも言えるので期待しすぎはしないようにしましょう。
・現代で作ったら¥○○円というのもよく見ます。高めの金額を提示していかに出品物がお得に見えるかを説明している可能性あり。
・ほかのメーカーの高級ギターと比較して○○越えという表記も出品者の主観がおおいに入っているので注意。
・「年代なりの傷」ですべて許されると思っている出品者がたまにいます。古いものだから多数の打コンや傷などが当たり前な感じになっていて、そういう場合に限って打コンの画像などがなかったりします。
ある程度ギター歴が長い方なら有名ブランドの説明文やスペックなどを見慣れていると思いますので過剰な説明に気づき易いと思いますが、初心者の方はあの手この手で過剰な説明をしてくる商品の「本当の価値」に気づき辛いのでよく注意して入札しましょう!
ばんば