トリマーにスピードコントローラーのすすめ(速度調整の無い機種に)

ギターの自作、調整のおすすめ工具

 

速度調整機能の無いトリマーに「速度調整機能を付加」

 

トリマー作業であると便利なのが「スピードコントローラー」。

※速度調整機能が元から本体に内蔵している電子トリマーなどには必要ありません。

 

このスピードコントローラーがある事での利点↓

木材を削る時などに少し速度(回転数)を下げる事で「木部の焦げ」を多少軽減させる事ができます(木材の硬さなどによって速度を使い分ける)。※焦げは速度だけではなくトリマー刃の品質(劣化具合)も関係ある事は留意しておきましょう。
速度を調整する事で作業音(騒音)が軽減されます。ただし作業音が小さくなる事は結果であり目的ではありません。あくまでも木材に対して適切な加工ができる速度なのかが重要です。

 

下記は僕が使用しているスピードコントローラーとトリマーです↓

トリマーは定番のボッシュPMR500。

スピードコントローラーは山真製鋸(YAMASHIN)の SM-20A スピードマスターです。

僕が使用しているボッシュのPMR500は速度調整機能が無い機種なのでスピードコントローラーとの併用は個人的には必須だと思います。

ちなみに上記の組み合わせで使用すると「始動時の反動」がかなり軽減されました。これは最高速度(設定速度)に達するまでの時間が僅かに伸びるからだと思います。(他メーカーで言うところのソフトスタート的な)。シビアな加工をする箇所(トラスロッドの溝加工とか)では始動時の反動が少ないに越した事はないのでありがたいです。

 

以上、もし速度調整機能が付いていないトリマーを現在ご使用の方はスピードコントローラーも併用してみてはいかがでしょうか(トリマー以外の電動工具にも使用できるので持っていればなにかと重宝するかもしれません)。

主観ですがスピードコントローラーはギター機材的な観点で言うと「バッファペダル」だと思っています。対象の動作を整え適切な仕事をするのに必要な物で常に間にかましておきたいそんな機材です。

ばんば

スポンサーリンク
スポンサーリンク