レスポールスペシャル(DC)自作(2) ネックの製作開始

レスポールスペシャル(DC)自作

 

ネック製作を始めます

 

本日からネックの製作をしていきます。

まずはネック材の表面を紙やすり(当て板使用)で整えておきます↓

※表面の状態が荒い場合は鉋を使用します。

 

紙やすりで整えたら直線が出ているかをスケールで確認しておきます↓

ヘッドの角度はアイモクさんの出荷時で約14度になっています(画像ではプロトラクターを使用し角度を確認)。今回は特に角度変更をせずにこのまま製作をしていきます。

 

次にセンターラインやナット位置、指板幅、ネック厚などを直接ネックに罫書いておきます↓

画像ではネットでダウンロードした製図を実寸大でプリントアウトし各罫書き位置の目安として使用しています。

ネック裏の厚みはこの段階では完成予定値よりも2mm程厚めに罫書き線を入れています。

 

罫書き線を入れたらバンドソーでネック裏の厚みをカットします↓

 

加工後↓

カットしたネック裏面は豆平鉋や紙やすりで整えておきます(直線なども要チェック)。

 

ネック裏面が整ったら表側同様にセンターラインや指板幅(ネック幅)などを裏面にも罫書きます。

ちなみに「耳材を接着する前」のヘッド幅は約58mmで設計(ギブソンの場合は大体57~60mmぐらいかと)。

 

罫書き終わったらバンドソーでカット↓

 

加工後↓

 

カット後は罫書き線に合う様に余分な部分を鉋や紙やすりで加工しておきます↓

※この段階では寸法に多少余裕を持っておいた方が良いです(指板接着やネックをボディに接着する時に寸法が足らないなどのトラブルを避ける為)。

ヘッドサイドは後で耳材を接着するのでキッチリと直線になる様に仕上げておきます。

直線と共に直角も確認しながら仕上げておきます(直角はスコヤで確認)。

 

ネックサイド面が整ったらグリップ裏の仮加工をします↓

グリップ部中央とサイドの一部はこの段階ではまだ削らないのでマスキングテープを貼り削るのを避けます。

工具は南京鉋や小刀を使用。本加工ではないので形状はある程度に留めています。

 

加工後↓

型取りゲージで一応形状の確認をしておきます↓

今回の作業動画はコチラ↓

次回はトラスロッドの仕込みや耳材の接着を行いたいと思います。

ばんば

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