終盤でいくつか塗装の失敗はありましたがようやくアコギ(000)自作の完了を迎える事ができました。
仕様は以下になります。
・トップ板:シトカスプルース
・サイド/バック:マホガニー
・ネック:マホガニー
・指板&ブリッジ:エボニー
・ナット幅:約44.5mm
・ペグ:Grover V97-18N
・重量:1.925kg
完成画像がコチラ↓
全体画像
製作途中の指板は縞模様や色の薄さが目立っていましたがオイル塗布後は良い感じに黒くなりました。
ブリッジはオイル塗布後も縞模様が多少目立ちます。
ペグはグローバーのV97-18N(18:1オープギア)を使用していますがこのペグは結構良いです。もちろんロトマチックペグのような滑らかさだったりチューニング時の安定感は劣るものの従来のオープンギアペグと比べたら大分マシです。
ネックは今回艶ありにしましたがここは艶消しでも良かったかなと思いました。というのも普段使っているマーチンのギターが艶消しなので艶ありネックの感触にちょっと戸惑っています(まぁそのうち慣れるでしょう)。
完成したのでピックガード表面のフィルムは剥がしました。安いピックガードに見られる嘘っぽいべっ甲柄ではないので大変気に入りました。
重量は1.925kgでした。
000としたら特に重くもないし軽くもない、普通です。ドレッドノート系だったら軽い部類の数値です。
重量基準は下記を参考に↓
製作費用は以前公開したリストとほぼほぼ変わりありません。とはいえ実際には塗装の一部やり直しがあるのでプラス¥1000位はあるかと思います。
音はどうか?
好きな音です。
音の傾向をしいて言うならばちゃんとした箱鳴り感がありつつ芯がハッキリしている、そんな音です。000サイズという事もあるのでボディ鳴りとクリアさのバランスが良いように思います。
自分の作ったアコギに対して一切のひいき目のない感情で言えばヘッドウェイの15万前後位の物やバードランドが展開しているアコギブランドTearsの音に似ている気がします。この時点でマーチン系の音ではない事は良くも悪くもハッキリしてますが。
以上でアコギ(000)自作は終了となります。
:追記 ハンディーレコーダーを購入したので自作したアコギの音を録ってみました詳細は下記記事で↓
ばんば