SSHのストラト自作(3)ピックガードの製作とボディに下穴加工

ストラトキャスター自作2(SSH)

 

まずはSSH仕様のピックガードを作っていきます

 

素材は3Ply板(白黒白)を使用します↓

テンプレートはシーズン1で製作した物を元にリアピックアップ部だけハム仕様にして新たに作りました。ピックガードのテンプレート製作は下記記事を参考にして下さい。

ストラトキャスター自作(2)ピックガードの製作&ボディ加工完了
まずは今後同サイズのピックガードを自作していくのにあると便利なテンプレートを製作していきます。用意するのは型元となるピックガード(今回はFender製)とMDF(5.5mm厚)。バンドソーで型元の形にザックリと切っていきます。用意するのは型元となるピックガード(今回はFender製)とMDF(5.5mm厚)。

 

上記テンプレートを素材に貼ったら外周をラフカットし、テーブルに取り付けたトリマーで外周とピックアップ部をトリミングします↓

 

外周とピックアップ部のトリミングが終わったら面取りビットに付け替えたトリマーで外周を45度の角度に仕上げます。

 

面取り後↓

 

面取りが完了したらPOT穴と各パーツの取り付けビス穴をテンプレートの穴に沿って加工します↓

 

加工後↓

 

次はレバースイッチ用のスリット加工をします。この部分はこれまでのテンプレートでは加工できません。

この部分の加工はスリット加工する部分から平行移動した所に直線のテンプレートを貼り、それにトリマーのベースプレートを沿わせながら加工します。

※加工予定の部分にはあらかじめ罫書き線を入れ、貼ったテンプレートに沿わせた時に罫書いた線通りにトリマーの刃が動くかをよく確認します。

 

スリット加工が終わったらビス穴の面取り(皿切り)をします(今回はピックガードの取り付けビス穴のみでピックアップ部やスイッチのビス穴は面取りをしません)。

 

ビス穴の面取りが終わったら外周の面取り部を紙やすりで綺麗に整え最終的には研磨剤で磨きます↓

 

磨きまで終わったらピックガードの完成です↓

 

次はピックガード、ジャックプレート、バックプレートの取り付け穴をボディ側にあけます↓

この時にはブリッジも仮置きしピックガードと干渉しないかをチェックしています。またセンターのチェックも必ず行い位置決めをします。位置が決まったら穴あけ部に目印を付けボール盤で加工します。

※ジャックプレートの位置決めは画像の用に基本的にはシールドを挿した状態で行います(取り付け位置のミスでシールドが挿さらないなどのトラブルを避ける為)。

 

加工後↓

 

最後にストラップピン取り付け穴の加工を行いました↓

ボディの加工は大体完了したので一旦終了とし次回からはネックの製作を開始します。

今回の作業動画はコチラ↓


ばんば

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