ジャズマスターの個性をあえて無くす
次回のギター自作はハードテイルブリッジ仕様のジャズマスターに決めました。
主観ではありますがジャズマスターのサウンドの特徴を担っている大きな部分はブリッジとトレモロユニットにあると思っています。これらによって他のトラディショナルなギター(ストラト、テレキャスターなど)と比べ「ルーズ」なサウンドでクセのあるギターになっていると考えています。同時にそれがジャズマスターの「個性」でもあると思います。
次回作はこの個性を完全に抜き取ります。抜き取った結果それがまた別の個性あるサウンドになる事を期待しつつ。
製作に向けて各テンプレートを作りました↓
ボディのテンプレート。
上記で個性として説明したブリッジ、トレモロユニットの他にジャズマスター特有のプリセット回路も無くします。
ピックガードのテンプレート↓
ボディのテンプレートに合わせて位置関係(センターライン、ブリッジ位置など)のチェックを入念に行っておきます。
実際に使用するハードテイルブリッジを配置するとこんな感じになります↓
ピックガードのブリッジ周りはなるべく隙間が少なく収まる様に作っています。
ネックのテンプレートとヘッド落とし込み加工時のテンプレート↓
下記は予定している製作費とパーツリストです↓
※こちらのリストのピックガード、フレット、配線材、塗料、その他部材類などは「使う分だけ」を費用として計上しています。(塗料はほとんど16Lもしくは4Lの価格に対して算出しています。)
※一部材料、パーツはまとめ買いする事で単価が安くなっている物があります。
※パーツ購入時の送料は含まれておりません。
※材料費、パーツ代は「購入した時点での価格」です。現在の相場とは異なる場合があります。
ばんば