ネック上面に突き出た余分な埋め木を豆平鉋で削り取ります↓
加工後↓
次に同じく前回接着した耳材部の加工↓
耳材部とその他ヘッド部分が平らになる様に削ります(赤矢印部の隙間が無くなるまで)。
加工後↓
ヘッド裏も同じ様に加工しています↓
ヘッド部が整ったらヘッド用テンプレートをあてがい形状を罫書きます↓
形状を罫書いたらバンドソーでカットします↓
加工後↓
バンドソーでカット後は表側に先ほどのヘッド用テンプレートを貼りトリマーでヘッド外周を仕上げます↓
加工後↓
矢印の部分はトリマーの刃が入らないので小刀やヤスリで仕上げています。
続いては指板の加工をします↓
まずはフレット溝の加工。フレット溝加工用テンプレートを指板に貼り専用刃を取り付けたテーブルソーでフレット溝を切ります。
加工後↓
フレット溝が切れたら指板幅や長さを整えます↓
まずは幅、長さなどを罫書きそれに沿ってマスキングテープを貼ります(マスキングテープは加工時に罫書き線が見えにくいので使用しています)
※このギターは指板にバインディング(各1.5mm厚)を貼るのでその分を差し引いて指板幅を決めています。例えばナット幅が43mmの場合40mmに仕上げます(バインディング両サイドの厚み分3mmを引く)。エンドは57mmの場合54mmに仕上げます。
外周はバンドソーでカット↓
カットしたらベルトディスクサンダーなどで整えます↓
※仕上げは当て板&紙やすりで行っています。
加工後↓
スケールで直線のチェックを忘れずに。
指板の寸法が整ったらバインディングを用意します↓
バインディングは指板の両サイドとエンド部それぞれに合った長さに切り分けておきます。
長さが決まったらバインディングを指板に接着します↓
接着剤は今回ギターワークスさんから販売されている物を使用します。この商品はバインディング用接着剤ではお馴染みの「セルボン」などを販売している玄々化学が製造しています(量は少ないですが保管などを考えると丁度良いサイズですね)。
作業は「接着剤を筆で塗ってマスキングで固定」を短い範囲で繰り返します。
接着後↓
今回の作業動画はこちら↓
ばんば