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SSHのストラト自作(13)フレットすり合わせ、電気系統組み込みなど

ストラトキャスター自作2(SSH)

 

まずは電気系統の組み込みから

 

以前に自作したピックアップセットとその他電気系統のパーツをピックガードに取り付けて配線を行います↓

ちなみにこのギターのコントロール部は「5WAYスイッチ」「マスターヴォリューム(ハイパス仕様)」「マスタートーン(ハイカット)」「リアハムバッカー専用ローカットトーン」にします。リアハム専用のローカットトーンはエッジ感を際立たせたい時とかアンプとの相性でハムの膨らみが邪魔になった時などに効果を発揮するかと思います。

POTはCTSのカスタム。レバースイッチはOAK製、ハイカットトーンにはオレンジドロップ715P(0.047㎌)、ローカットトーンにはTOSHINのコンデンサー(0.00068㎌)とXICONの抵抗(220k)、ヴォリュームのハイパスにはTOSHINのコンデンサー(0.001㎌)とXICONの抵抗(150k)を使用。

・追記 後日上記のリアハムバッカー専用ローカットの効き具合やサウンドをチェックしてみましたがイマイチな結果でした。なのでこの部分のコントロールは「リアとフロントのミックスが出せる配線」に変更しました(リアピックアップ選択時にフロントのサウンドをミックスできるコントロール)。

 

※製作記事はありませんが画像に写っているピックガード用のアルミシールドプレートは自作しています。

 

配線後↓

 

ピックガード上の配線が終わったらジャック部の配線やスプリングハンガー(弦アース線を配線済み)の取り付けを行います。あと前回導電塗料を塗布した部分にはアースラグをねじ止めし導電塗料を塗った面をしっかりとアースに落とします↓

 

全ての配線完了後↓

配線が終わったらピックガードをボディにビス止めし各ノブを取り付けておきます。

 

次にブリッジ用のアンカーをボール盤でプレスし押し込んでいきます↓

※この方法に限るわけではありません。プレスする時に穴の周りに塗装割れが起こる場合もあるので少しでも危険を避けたい場合は塗装前にアンカーを押し込んでおくのもありです。

 

アンカーのプレス後↓

アンカーが穴に入ったらスタッドボルトも取り付けておきます。

 

各ストラップピンも取り付けておきます↓

 

次はフレットのすり合わせをします↓

すり合わせ工程は以前の記事もしくはこの記事の動画でご確認下さい。

テレキャスター自作(9)フレットのすり合わせ
ネックをできる限りストレートにしたら紙やすりを当て板に付けてフレットを削っていきます。ポイントは1弦から6弦までの弦の通り道をイメージしながら最終フレットから1フレットまでを直線に削っていきます。使用する紙やすりはフレットにガタツキや直線の崩れがあまりなければ320番程度でいいと思います。がたつきがひどい場合はもう少し粗目の紙やすりを使用します。フレットを削った後に直線を確認する場合はライトなどを近くに用意して各フレットとの隙間や直線を見るとやり易いです。

 

すり合わせ後↓

すり合わせ後はフィーデンワックスで指板の保湿をしています。

 

すり合わせが完了したらペグの取り付け↓

ペグブッシュはブリッジのアンカー同様にボール盤でプレスします。

 

プレス後↓

 

ブッシュが付いたらペグ取り付けビス穴の位置を決めボール盤で穴あけをします↓

スケールは各ペグの並びが直線になる様に確認をする為。

 

穴あけ加工後↓

ペグを取り付けました。

次回はネックとボディを組みブリッジの取り付け、ナットの加工、全体セットアップを行えば「完成」する予定です。

今回の作業動画はコチラ↓


ばんば

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