僕も以前楽器業界にいましたので実際に弾く機会があったわけで(リペアなどで)。
気になるサウンドなんですが、これがまたすごく良かったんです。
塗装の独特な仕上がりは少し好みが分かれそうなところですが、サウンドがとにかく大事って方は一度試してみる事をお勧めします。(プロもご用達)
さて今回のタイトルなんですがなんでこのタイトルかというとつい先日知人に聞かれたんです。
知人:「G’Sevenって知ってますか?音がいいらしいんですけど…..。」
冒頭にお話しした通り僕は以前から知っていましたので知人に「結構良いよ」って教えてあげたんですけど、その知人が「G’Sevenさんてボディとかネックの材料を持ち込みで作ってくれますかね?テリーなんですけど」と聞いてきたんです。
ばんば:「分からないですけどお客さんが持ち込んだ材料でボディとかネックを作るところって案外少ないですよ。あとボディ、ネックはどこかに外注していると推測します(製作本数などを考えると)。いずれにせよ詳しくは問い合わせて下さい」と言いました。
そしたら後日↓
知人:「ばんばさんこの間の件について問い合わせてみましたよ。G’Sevenを扱っている楽器店さんに聞いたらやっぱり材料持ち込みでの製作はお断りでした。それでボディ、ネックは外注みたいです。」と。
問い合わせ内容に対して楽器店さんより返信されてきたメールを拝見させて頂いたところ下記のような内容でした↓
昔はハンディルーターで製作していましたが、ネック・ボディは3年ほど前から別の小規模の工場でNCルーターを用いて製作。
「生産スピードを上げる為ではなく製品レベルを上げる為です。」
製造を請け負っている職人は元Fujigenの開発をしていた方で細かいやりとりをしながらボディ、ネックなどの加工を3年ほど前からしてもらってるようです。
ネックのロッドを仕込む溝部分は、ハンディルーターで仕上げるのは至難の技で、ネックグリップ部分なども精度をだす為NC加工で製作しているそうです。
木材の持込に関しては、g7さんも木材の仕入れ、シーズニング、ネック・ボディの管理はされており、そのこだわりある木材を製作で使用しているので、持込はお断りしているそうです。また持込の木材だとトラブルなどを予測するのが難しい(木の割れ、反りなど)
現在の製作体制でのG’Sevenは弾いた事がありませんがネットとかでいろんな情報を見てみると年々評判が上がっているような印象を受けます。もしかしたら外注先の技術も相当優秀で全体的な品質もかなりレベルが上がっているのかもしれませんね。
※なお塗装とか組み込み作業はG’Sevenさんのところでやっているようです。
ちなみに同じくプロご用達の「サイケデリズム」さんもボディ、ネックは外注で塗装や組み込みは自社で行うスタイルです。G’Seven、サイケデリズム、両者ともに塗装のカラーや質感、パーツチョイスにセンスや個性があるのも特徴のひとつですよね。
ばんば