タイトルにあります通り僕は楽器店の店員でした。
各楽器店の方針により新人の育成の仕方は違うと思うのですが記載している内容は僕の場合です。
まず働き始めて間もないころはとにかく商品を覚える。これに尽きる!
働いていた所はギター、ベース、アコースティックギターはもちろん電子ピアノ、ドラム、管楽器(トランペットやサックスなど)、ヴァイオリンなどがあるいわゆる総合楽器店でした。しかも1フロア内にすべての楽器があったのでお客様に質問される種類が多かったです。
ちなみにギター以外の楽器知識↓
つまりギター以外は知識もなんにもなかったわけです。
その時の楽器店では上司から「ギター関係の事を優先的に覚えてください」というご指示を受けました。そうすれば少なくともギター関係がお目当てのお客様には新人でも接客が少しばかりできるわけですね。
ということでギターの小物類あたりから覚えていくことにしました。例えば弦だったら各メーカーの音の特徴、テンション感、ピックの場合は各メーカの厚さのバリエーション、形などを覚えていくわけです。(定番商品、流行り商品、新製品などの把握も)
「それと同時に各商品の取り扱い業者を覚えることも重要になります」
商品がなくなったら補充しないといけないのですが、発注するメーカーがわからなければどうしようもないですよね。商品の取り扱い業者は商品カタログの裏側にきっちりと会社名が記載されています。
一般のお客さんの中では各商品の仕様や取り扱い業者にかなり詳しい方がたまにいらっしゃいます。おそらく自分で各商品を調べていくうちに自然と覚えていったんでしょう。そういう方とお話しすることで新人時代はお客さんから学ぶ事も非常に多かった記憶があります。
↑話は変わりますがよく楽器店のスタッフ募集でこういう文章があります。
残念ながら当時若干20才位の僕は人見知りぎみで若干暗めの性格だったかもしれません。ですが接客業とはいえそこは好きな楽器に囲まれているし、話すお客さんは大抵音楽&楽器好きなので少し会話することで不思議と接客していけるようになりましたね。
ばんば