SSHのストラト自作(9)指板のエッジ処理や木地調整など(ボディ&ネック)

ストラトキャスター自作2(SSH)

 

まずは指板のエッジ処理

 

指板のエッジ処理はプレイアビリティに大きく関わってくる部分だと僕は思います。

人それぞれで指板エッジ部の形状には好みがあるかと思いますが、一般的に配慮されているギターブランドだとある程度この部分が丸められているパターンが多いかと思います。

加工は鉄ヤスリと紙やすりを併用して行います(指板両サイド)。

 

加工後↓

加工時は実際に握り込んでみたり、フィンガリング時の動きを想定して丸め具合を決めています。

 

指板のエッジ処理が終わったらフレットサイドの溝をパテで埋めます↓

メイプル部に黒いパテが付いてしまうと後で取り除くのが大変なのでマスキングしておいた方が良いです。

使用しているパテ(コクソウッドパテ)は乾燥後に少し目減り(痩せ)するので多めに塗っておきます。

 

乾燥したら余分なパテをヤスリで削り取って完了です(画像は削り取った後)↓

 

次は塗装に向けて全体の木地調整を行います↓

紙やすりは最終的には600番まで行います。(紙やすりの段階は150→220→320→600など)

 

木地調整完了後↓

 

木地調整が完了したら指板面をマスキングテープで保護しておきます(塗装時に塗料が乗らないようにする為)↓

 

次はボディもネック同様に木地調整を行います↓

平面部はランダムサンダーで削ります(最終仕上げは手作業でやっています)。

ボディサイドやバックカットは手作業のみで研磨を行います↓

 

木地調整完了後↓

これでボディ、ネック共に次回からは塗装に入ります。

ちなみに今回のボディの重量は1.64kgでした。この数値に関してはまずまずといったところでしょう。完成時は普通よりかはチョイ軽なストラトになるかと思います。

ネックも悪くない数値です(490g)。

今回の作業動画はコチラ↓


ばんば

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