アコギ(000)自作の花道(33)すりあわせとブリッジ接着

 

まずはフレットのすりあわせから

 

指板をマスキングし傷が付かない様に保護をしてからフレットの上面がストレートになる様に削ります。またフレットサイドのエッジも丁寧に処理しておきます↓

作業工程は以前の記事を参考にして下さい↓

テレキャスター自作の花道(18)フレットのすり合わせ
ネックをできる限りストレートにしたら紙やすりを当て板に付けてフレットを削っていきます。ポイントは1弦から6弦までの弦の通り道をイメージしながら最終フレットから1フレットまでを直線に削っていきます。使用する紙やすりはフレットにガタツキや直線の崩れがあまりなければ320番程度でいいと思います。がたつきがひどい場合はもう少し粗目の紙やすりを使用します。フレットを削った後に直線を確認する場合はライトなどを近くに用意して各フレットとの隙間や直線を見るとやり易いです。

 

すりあわせ完了後↓

指板はオイルを塗って仕上げています。

 

次にブリッジを接着する為の加工をします↓

まずブリッジを正確な位置に両面テープで仮止めします。

※ちなみに仮止め時の両面テープは少しだけにした方が無難です。がっちり付けてしまうと剥がす時に塗装がもっていかれる可能性があるので。

仮止めしたらブリッジ周りの塗膜に切込みを入れます(ブリッジはズレないように片方の手で押さえながら作業します)。

この時に使用するナイフ(カッター)の刃は新品に交換する事を推奨します。切れ味の悪い刃だと切込み線がグズグズになったりするので注意です。

 

切込みを入れたらまず塗装前に貼っていたマスキングテープを剥がします↓

マスキングテープを剥がしたら切込み線に沿って残りの塗膜を剥いでいきます↓

 

加工後↓

 

ブリッジ周りの塗膜が剥げたら接着に入ります↓

ブリッジの接着にはスチュマック製の専用治具を使用します。(画像の治具は旧型です)。

現行のスチュマック製ブリッジ接着治具は下記サイトでご確認下さい。

StewMac Bridge Clamp Caul | stewmac.com
The Bridge Clamping Caul provides uniform clamping pressure for gluing acoustic guitar bridges.

※現行の接着治具は中央だけではなく両サイドもL字型のクランプで固定して接着を行います(両サイドはブリッジの形状に合う様にドライバーで調整できます)。旧型の場合は中央のみL字型のクランプで挟んで固定、両サイドは備え付けのハンドルを回して上から押し付ける様に固定します。旧型の難しい所はサイドの押し付け力が適正でないと中央部分に隙間が出来てしまう場合がある事です。なので力加減に気を使わなければなりません(締め付けすぎると隙間が発生しやすい)。

それともう一つはブリッジ裏に使用する当て板です。当て板はブリッジ下にあたる位置に内部から両面テープで貼り付けます。(この当て板は中央部のクランプ時に内部のXブレーシングに干渉しない様にする為の高さ稼ぎとクランプ力の安定性を図る為の物です)


 

接着完了後↓

次回はボディ側にブリッジピン用の穴をあけます。あとペグ取り付け、ナット加工など。

ばんば