ふと思う。自分のギター製作における最近の個人的な心情。

 

他のギター製作者から見れば僕は大した事ないのです

 

唐突ですが悩みをいくつか↓

「結局市場に流通しているギターのコピーばかり作っている。オリジナリティのないギターばっかり作っていてこのままでいいのかな?」

「ここ数年巷で流行っているファンドフレットとかトレンドな技術も試したいが自分にはできそうにないからと諦め腰になり結局やらない」

「他の人のSNSに掲載されている凝りに凝った自作ギターを見て自分があまりに格下に思えてしまいたまにギター製作を投げ出したくなる事がある」

上記の悩みはここ最近ずっと思っています。

 

僕がブログ内で自作してきたギターはあくまで基礎的なスタイルをもつギターばかりです。少しギター製作に心得がある方ならこう言うかもしれません「初歩的で一般的なスタイルのギターをそつなくコピーして作っているだけの人」と。

その通りだと思います。基本的に僕が製作しているのはフェンダースタイルとかギブソンスタイルとかの世の中に多く出回っているものです。現在製作しているアコギにおいても基本的なスタイルです。ただ数年前までは「基礎的なスタイルでさえ満足に自作する事は不可能」なほどだったという事実があります。

基礎的なスタイルでさえ自作不可能だったという意味にはもちろん製作環境が整っていなかったり、製作に使用する工具などが不足していた事も関係しているのですが他には「市場に販売されていても全く問題ないレベルのギターが作れなかった」という意味合いも含みます(これは僕にとってかなり重要な内容であり重視している事でもあります)。

 

「いつだって先に進むのが怖い」

先に進めば作業には必ず「成功」か「失敗」がある。ここ最近は特に「失敗」が怖くてたまらなく何もできない事があります。

気づいている人もいるかもしれませんが現在行っているアコギの製作は作業スピードがとても遅いです。「今日は作業をするぞ」と思っても作業部屋に入りしばらく考え事(主に失敗した時の想像)をし結局作業をしないという日が多々あります。極端な考え方かもしれませんが作業をしなければ「失敗」はないですからね。

もはや「慎重」というレベルではないとも自覚しているわけですが、困ったものです。

「なにかを作るって事は苦しい」。もう少しいろいろな事がラフに考えられるようになったらなと思う今日この頃です。

ばんば