まずは乾燥した塗面をサンディング
今回は木地着色をしていますのでサンディング時に下地の色がでないように慎重に削っていきます↓
紙やすりは320番と600番を使用します。
※サンディングシーラーを薄く仕上げている場合は600番のみが良いでしょう。
研磨後↓
全体的に艶がなく塗面の凹凸がなくなっていればOKです。
研磨が終わったらヘッドとボディトップの着色に入ります。
着色しない部分は画像の用に適当な用紙とテープでマスキングしておきます。
着色後↓
バースト部のカラーは黄色、赤、黒のステインを混ぜて調合しています。
ヘッドトップは一般的なブラック↓
着色後はマスキングをすべて剥がします。ボディトップのバインディング部はバースト塗装の色が乗ってしまっているのでこれを剥がしていきます↓
剥がす時のやり方はいくつかあると思いますが今回はスクレイパーを画像の用に斜めに当て余分な塗装をこそぎ取っていきます。この作業を「セルかき」と言います↓
※垂直すぎるとスクレイパーが動かしづらく一定の幅での塗装除去が難しくなります。慣れてない方はバインディングの幅よりもほんの少しだけ狭めに除去するのが失敗しないコツです。
こちらがセルかき後↓
着色時とは違う部屋で撮影していますのでカラーの印象も少し変わりましたね。
次回からはクリヤーを吹いていきます。
ばんば