バインディング溝加工をする前には必ずボディサイドの状態を確認する
ボディサイドは現在このような状態です↓
人それぞれ加工の仕方により木地の状態は様々かと思いますがもし画像のように荒れているのならば必ず150番程度の紙やすりで滑らかになるように整えておく事をおすすめします。
理由は溝を先に加工しバインディングを接着した後での木地調整だとサイドを削る量が多くなる共にバインディングの厚みが所々で薄くなり見栄えが悪くなるからです。
※ボディの加工精度が高くサイドに目立つ木地の荒れや焦げがない場合はやらなくても大丈夫です。
整えた後↓
目視で木地が荒れていない事はもちろん、手で触った時に曲線部分などがスムーズに仕上がっているかもチェックします。
上記作業と共にジョイント部のサイドを指板の幅にほぼピッタリになるよう仕上げています↓
次に溝を加工する前の最終形状チェック↓
バインディングをあててカッタウェイ部のメイプルのチラリがどれくらいかも確認しておくと良いと思います↓
本日はここまで溝加工は次回行います。
ばんば