まずは昨日接着した埋め木を削ります
ネックからはみ出た余分な埋め木部分を豆平鉋を使用して削っていきます↓
加工後↓
次にネックが逆ぞり方向になるようトラスロッドを締めます。(僕の場合大体ですがニュートラルの位置から90度位締めています)
※この時点でトラスロッドが正常に効かない場合はネックグリップの仮加工がしっかりできていなかったり、トラスロッド溝の深さが適正でない可能性が考えられます。
下記は逆ぞり具合の参考画像です。スケールをネックエンドから当てた状態でヘッド付近の隙間を確認します↓(矢印部)
次にトラスロッドは締めた状態でネックが真っすぐになるよう削っていきます。
いつもは電動の手押しカンナを使用していますが今回は手鉋で仕上げます。(使用している鉋は埋め木加工時の鉋よりも大きい平鉋です)
加工後↓
スケールでストレートが確認できればOKです。
次は指板にフレット溝を切っていきます↓
詳しい方法は以前の記事を参考にして下さい。

テレキャスター自作(8)フレット溝加工(テーブルソーで溝切り)
早速ですが前回接着したトラスロッド溝の埋め木を削っていきます。はみ出た埋め木部分をネックの指板接着面に合わせます。ばんばの場合この時の作業は豆平鉋を使用しています。(逆目に注意)豆平鉋は以前にネックのグリップ加工で使用した「南京鉋」同様に揃えておくと重宝します。削り終わったらトラスロッドがちゃんと機能するかこの段階で確認します。次はフレットの溝切りです。使用するのは「テーブルソー」という機械と市販のフレット溝切り用テンプレートです。
溝切り完了後↓
今回は21フレット仕様です。
本日はここまで
次回は指板にナット溝を掘っていきます。
ばんば