ボディが乾燥してきたので本日はバフ掛けを行っていきます
まずは水研からやっていきます。
今回の塗装はかなり薄い塗膜となっていますので紙やすりの2000番のみで軽く撫でるように塗面をならしていきます。
※一般的な厚さの塗膜がある場合は1000番~
下の画像ではバフ掛けをしなくてもいい位に艶がある様に見えますが、2枚目のボディに近づいた画像を見ると光の反射がボケているのが分かると思います。この艶のボケを水研とバフ掛けでできる限り取り除いていきます。
※通常の塗装の場合一切の艶のボケは許されず、「鏡面」が基本です。今回は薄い塗膜の為「鏡面」まではできませんがなるべく近づけるようにします。
水研が終わったらサンダーポリッシャーでバフ掛けを行います。
バフ掛けの工具やコンパウンドはコチラを参考に↓

ボディの研磨におすすめのランダムサンダー、バフ掛けグラインダー、コンパウンド
僕がギターの研磨に使用している電動工具の紹介。メーカー的にはとても一流メーカーとは言い難いですがこのランダムサンダーはそこそこ使えます。ボディの木地を磨くときはまず紙やすりの150、240、320番ぐらいまで段階的にこのランダムサンダーで磨きます。こちらは回転速度が一般的な卓上グラインダーよりも遅い仕様となっているのでバフ掛けマシンとして使用できます。
バフ掛け完了後↓
光の反射が最初よりもハッキリしているのが分かると思います。これでバフ掛け作業は終わりです。
次に塗装前ネックポケット部に貼っていたマスキングテープを慎重に剥がしていきます↓
※テープは周りの塗装を巻き込んで剥がしてしまわないように注意。
本日はここまで
次回はパーツの組み込み、ネックの取り付けを行っていきます。
ばんば