テレキャスター自作の花道 ネックにトラスロッドを仕込む 2017/5/29

 

トラスロッドを仕込む為の「埋め木」を作る!

 

まずは埋め木を加工していきます。

埋め木はネック材を切り出した時の物を使用しています。

 

トラスロッドを仕込む時に埋め木の形状は「掘ったトラスロッドの溝と同じカーブ」を描く用に加工します。

方法はトラスロッドの溝堀り用テンプレートを取り付けた状態で埋め木材をテンプレートの横にあてがいます。※トラスロッドの溝を掘る前にやっておいた方がいいですが、掘った後でもできます。

 

あてがったら手で押さえながらテンプレートのカーブに沿って罫書いていきます。この時にテンプレートの中心(一番深い部分)も埋め木に罫書いておいて下さい。

 

こんな感じに罫書ければOKです↓

 

次に先ほど書いたカーブに沿って埋め木をカットしていきます。

この時に厚みもある程度カットして調整しておきます。今回のトラスロッドの溝は約5mm幅なのでこの段階では余裕をもって6mmぐらいにカットしています。画像ではバンドソーを使用していますが、これぐらいだったら糸のこ盤とかでもサクサクいけると思います。

 

カットした後がこちら↓

 

次は罫書いた実線に沿って厚みとカーブを完璧に仕上げていきます。使用しているのはベルトディスクサンダーです。持っていない方は鉄やすりや紙やすりで仕上げていきましょう。

 

厚みを仕上げる時は何回もトラスロッドの溝に入るかどうか確認しながら慎重にやっていきます。溝に対して埋め木がスカスカになってしまうとトラスロッドの効きが悪くなるので注意です。

 

ピッタリはまりました↓

 

いよいよトラスロッドを仕込みます。

仕込む前にトラスロッド全体にはロウを塗っておきます。これは接着材がトラスロッドに付着して内部で固まらないようにする為です。

内部でトラスロッドが固まって動かなくなるとネック調整ができなくなる可能性があるので注意。

 

次にロウを塗ったトラスロッドを溝に入れます。トラスナットもこの時に軽く締め込みます。締め込み具合はトラスワッシャーにちょっと触れるぐらいでいいです。

 

それでは埋め木に接着剤を塗っていきます。

使用しているのは家具や楽器製作で定番のタイトボンドです。

塗るときは両サイドに塗ります。トラスロッドに触れる底面には塗りません。

 

接着しました↓

接着する時はクランプを5~7本ほど使用しています。埋め木を加工する際に溝に対して少しゆるく加工してしまった場合は画像の用にサイドもクランプしておくといいです。

次回は出っ張った埋め木の処理から始めたいと思います。時間があれば指板の加工もしていきます。

ばんば