テレキャスター自作の花道 ボディ外周加工 ピックアップザグリ 弦ブッシュ穴あけなど 2017/5/15

 

テレキャスターのボディが形になってきました!

 

前回はネックポケットを加工をしましたので今回は外周のカットから始めます。

 

まずバンドソーでできる限りテンプレートの外周ギリギリにカットしていきます。

ギリギリにカットする理由は後でトリマーで加工する際、削る量を少なくしトリマーの負担をなくすのと、刃飛びなどのトラブルを避ける為です。

 

こちらはカットし終わった後です↓

 

次にトリマーでテンプレートに合わせて外周を加工していきます。

使用するトリマービットは2本です。刃の上にコロが付いてるタイプと刃の下にコロが付いているタイプです。両方とも刃長は25mmあります。

ちなみに普段はトリマーではなくルーターを使ってます。ルーター用の刃長約50mmのビットを使えば一回の加工で外周を仕上げられるからです。今回はあえてトリマーを使用して2回の加工で仕上げていきます。

ルータービットはオフコーポレーションの物を使用しています↓

KERV フラッシュトリムビット 12mm軸 刃長50.8mm

ルーターでの加工はテレキャスター自作シーズン2の記事を参考にして下さい。

テレキャスター自作の花道シーズン2開始 ボディ外周加工、P.Uザグリ 2017/7/13
フロントピックアップはボディのテンプレートでは加工せず個別に「P90」用のテンプレートでザグリ加工をしています。今回のテレキャスターは予定では1ピックアップのエスクワイヤータイプを製作しようと思っているのですが、後で気が変わりフロントピックアップが増設できるようにP90用のザグリをいれておきました。(ザグリをP90用にしたのは通常のテレキャスターピックアップ、ストラト、P90の3種類が収まるサイズの為)

 

それではトリマーでの加工に入ります↓

まず刃の上にコロが付いているビットを使いボディの外周半分を削っていきます。

※この時には必ずボディをクランプなどで固定して下さい。またトリマーはボディにしっかり押し付けるようにして下さい。押し付けが甘いと木材が欠けたり仕上がりが悪くなります。

 

上の画像ではトリマー本体を動かして加工していますが、別の方法としてルーターテーブルがある人は下の画像のようにテーブル上でボディを動かして加工した方が安定してやり易いです。僕は普段は先ほどのルーターをテーブルに取り付け外周加工をしています。

 

ボディ半分を加工した後はボディを裏返し刃の下にコロが付いたビットに付け替えます。先ほど加工した部分にコロを合わせ残りの外周を加工していきます。

※ネックポケット部分は深さが違うので注意です。

 

2本のビットを使い外周の加工が終わった後の画像です↓

 

次に各ザグリ部を加工していきます。ネックポケットの加工時にも使用したフォスナービットを使いある程度の荒加工をしておきます。

 

各部ザグリの荒加工が終わったら2本のビットを使いトリマーで加工していきます。

最初は浅堀りビットを使い加工していきます。ピックアップなどのザグリは浅堀り用のみで深さは足りますがコントロール部は刃長が足りないので、長いビットに付け替え加工していきます。

 

加工し終えるとこんな感じになります↓

 

次はストリングブッシュ用の穴加工をしていきます。

ここの部分の穴あけの精度が悪いと穴の間隔がまばらだったり、直線が出ない場合があるので慎重に加工していきます。

僕の場合あらかじめボディテンプレートにストリングブッシュ用のガイド穴をあけてあるのでテンプレートをボディ裏に貼り付け、ガイドに沿って穴あけ加工をしていきます。

使用しているビットは9.5mmのフォスナービットです。

サイズはコチラの物に合わせています↓

サウンドハウスの価格はコチラ

 

無事にきれいなストリングブッシュ穴があきました。

 

次に表側の穴をあけます。

こちらの穴はテンプレート無しであけていきます。裏側のストリングブッシュ穴もテンプレート無しで穴あけする場合は下の画像のように寸法を正確に記入し穴あけしましょう。

 

穴あけに使用するドリルは木工用(先三角)のドリル推奨です。鉄工用だと中心がずれる可能性がある為です。

サイズは下のドリルの4mmか4.5mm位がいいと思います。今回は4.5mmであけています。

この時に穴の深さはボディの半分ぐらいまであけます。裏側に貫通しないようにして下さい。貫通するまで掘り下げると裏側の木がめくれたり荒れたりするので。

 

無事にズレもほとんどなく穴をあけることができました。(ボディ半分の深さまで)

 

次に裏側のストリングブッシュ穴の中心に4.5mmの穴をあけ貫通させます。

 

次はネックのジョイント穴をあけていきます。

まず元となるネックプレートを用意します。プレートにはセンターラインを書いておきます。

ボディのセンターとプレートのセンターを合わせた状態で4個のビス穴をボディに罫書きます。

 

ビス穴を罫書いたら下の画像のように〇(まる)同士を縦の線でつなぎます。(〇の端を正確に)

 

縦につないだら次は横につなぎます。

 

縦横の線を引くと〇の周りが四角になると思います。この四角の角を対角線上に正確に線を引いていきます。対角線上に引いた線の交わってる部分が穴あけの中心部ですのでここに穴をあけていきます。

少し回りくどいやり方に思えますが専門学校で習った方法です。やるとやらないでは結果が結構変わります。

 

穴あけ時はドリルの先端(先三角)のみ表側に出るようボール盤で調整してあけます。(表側の木材のめくれ、荒れ防止の為)

使用しているドリルは4.5mmです。(ジョイントビスが4mm~4.2mmの場合)

 

そうするとこのように小さな穴が表側にでています。そこを穴あけし裏側と貫通させます。

 

貫通しました↓

 

次はボディ外周のR加工をします。テレキャスターは基本的に約3Rです。

画像のボーズ面は3.2mmの物を使用しています↓

 

無事に角が丸くなりました。弾いてるときにボディがろっ骨に当たって痛いという人は6Rぐらいにした方がいい思います。

 

次はフロントピックアップのザグリからネックポケットにつながる縦のザグリを掘ります。直線のでている木材を縦にボディに貼り付けそこをガイドにトリマーで加工します。

 

無事につながりました。

 

本日の作業は以上で終わりです。

だいぶテレキャスターのボディに仕上がってきましたね。

次回はジャック部の穴あけ、配線穴、ブリッジの取り付け穴などをやっていく予定です。

ばんば